お食事と栄養

食をとおして、より良い生活のために・・・

あおやぎ苑では、苑内の厨房ですべて作っています。利用者様個々の栄養状態を判定し、改善すべき栄養上の問題点を解決できるよう取り組んでいます。栄養ケアマネジメントを行うことにより、栄養状態・身体状態の改善を図りQOL(生活の質もしくは人生の質)を向上させ、より良い生活に結び付けます。

食をとおして、より良い生活のために・・

身体状態に応じた食事を提供

疾患の再発や悪化を防ぐためにも食事は大切です。一人一人に合わせた栄養状態を評価するにあたり、身長と体重からBMI(身長と体重のバランス)を出し、食事摂取量、血清アルブミン値、現病歴、既住歴を総合的に判断して低栄養状態をのリスクを低・中・高に分け、定期的に評価をを行い食事内容を見直しています。

身体状態に応じた食事を提供

「ふつう」であることへのこだわり

「食べることは楽しい」食事は単なる栄養補給ではありません。毎日の献立には出来るだけ旬の食材を使って、いろどりや盛り付けに工夫を凝らしています。施設に入るとわがままが言えない。ご飯よりパンが好き、お魚は苦手、ピーマンが嫌いなど、今まで「ふつう」だったことが言えなくなる。ご要望があれば、医師・看護師・担当者と協議し、ご要望にもできるだけお応えします。ふつうに美味しいものを食べたい、好き嫌いを言いた、楽しく食べたい。私たちはそんな「ふつう」にこだわっていきます。

「ふつう」であることへのこだわり

国立あおやぎ苑の厨房では、「クックチル」と呼ばれる新しい調理システムを導入して作っております。クックチルとは、あらかじめ調理をしたものを短時間に急速冷却して3℃以下でチルド保存し、食事提供前に再加熱するという調理システムのことです。

衛生的で安全な調理(クックチル)

衛生的で安全な調理(クックチル)

国立あおやぎ苑の厨房では、「クックチル」と呼ばれる新しい調理システムを導入して作っております。クックチルとは、あらかじめ調理をしたものを短時間に急速冷却して3℃以下でチルド保存し、食事提供前に再加熱するという調理システムのことです。最も有名なのが航空会社の機内食で、日本ではまだ一般的ではありませんが、欧米では広く普及しています。味が落ちるのではないかと思う方もいらっしゃると思いますが、技術が進化して急速冷却と衛生的に保管ができるようになった今、クックチルはむしろ「料理を安全に美味しく頂く方法」です。

衛生的で安全な調理(クックチル)

予め調理した食品を急速に冷却し、90分以内にチルド状態(0~3℃)にし、チルド保存します。チルド保存された食材を盛り付けし、JAL(日本航空)で使用されている機内カートを使用し、設定時間になれば自動的にカートの温菜が加熱(75℃以上)され、冷菜は3℃以下に保たれた安全な温度管理された食事を皆様に召し上がって頂いてます。 普通、調理してから食べるまでの時間が長ければ長いほど、安全性は低下しますが、クックチルの場合、食事提供直前に再加熱する調理システムのため、食中毒予防に大変優れたシステムとなってます。

衛生的で安全な調理(クックチル)

病態に応じた食事の工夫

各段階の様々な摂食・嚥下障害に対応した食事を提供します。

主食の種類  ごはん・軟飯・全粥(朝食のみパン食あり)
食事の形態  常菜・一口大・キザミ・ペースト・ゼリー

病態に応じた食事の工夫

スペシャルランチ

月に1度、日曜日にスペシャルランチを提供しており、シェフが目の前の鉄板で焼き上げてくれるステーキやハンバーグ、お好みのネタをその場で握ってくれるお寿司など、こだわりメニューがお楽しみいただけます。ご家族と一緒に召し上がっていただくこともでき、お孫さんがいらっしゃって大人数でのランチになることもあります。

スペシャルランチ

お食事ギャラリー

毎月の行事食や、おやつ・誕生会の特別なお食事もご用意しております。

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