これまでに当苑事業の設立・遂行にあたり、 自治体の福祉保健関係の皆様、 金融機関の方々そして沢山の会社の方々から絶大な御支援・御協力を賜りましたことに心より厚く御礼申し上げます。
同時に当苑の種々の介護サービスを御利用して頂いた多くの皆様にも深く感謝申し上げます。
私は平成21年4月より国立あおやぎ苑立川の施設長に就任し、 この6月医療法人社団国立あおやぎ会の社員総会において太田怜前理事長の後任として理事長に推挙頂きました大冨眞吾でございます。 どうぞ宜しくお願い致します。
長い間医療界に身を置き臨床医として、 時には衛生行政官として勤務して参りましたが、 前病院で介護療養病床の経験はあるものの福祉業界には精通しているとは言えません。
医療・介護・福祉関係者の皆様の御指導を賜わり、 ご利用者・家族の御意見を拝聴しながら、 一意専心の覚悟で当法人そして当施設の運営にあたり、 ご利用者ご家族の皆様から信頼され満足頂ける老健施設を目指し、 地域に貢献できるよう努める所存です。
世界は今、 食糧・エネルギー・環境・金融等共通する課題に直面していますが、 日本は更に国の存亡に関わる少子高齢社会の対応にもせまられています。 昨年秋の米国発の金融危機は世界同時不況を惹き起こし、 日本経済も大打撃を受け景気は低迷し会社の倒産が相次ぎ失業者は増して社会不安を増大させています。
このような情勢の中、 今年9月の総選挙で本格的な政権交代がありました。 「脱官僚・政治主導」 を旗印に掲げた民主党の 「コンクリートから人へ」 の理念のもと財政優先の公共事業よりも民生を重視した新たな政策を打ち出しより良い社会保障システムを構築して閉塞感に覆われた暗い世相を払拭して欲しいと願うばかりです。
医療法人社団国立あおやぎ会
理事長 大冨眞吾