~ 謹 賀 新 年 ~
2012年01月01日(日)
旧年中は、格別のお引立てを賜わり厚く御礼申し上げます。
しかしながら、昨年3月11日午後2時46分 東日本太平洋沿岸を襲った未曾有の大震災と東京電力福島原子力発電所で起った放射能事故により被災され犠牲となった方々又未だに不自由な避難生活を強いられている人達を思えば心から新年を喜べないのが東北人である今の私の気持ちです。今年は、被災された地域が本格的に復興へと進む元年になるよう祈念してやみません。
振り返って、医療法人社団 国立あおやぎ会の昨年は、経営の永続化を図り又職員の定着化による、終身雇用へと大きく制度改革した年でした。国立・立川・八王子地区に11事業所を運営し、昨年は過去最高の業績を残す事が出来た事は一重に地域の皆様からの相談等に対して職員全員が誠実に対応した結果と衷心より感謝しています。
さて本年は、昨年より準備している第3老健(実際は、国立あおやぎ苑の入所120人・通所リハビリ40人の増床)の建設工事がいよいよ始まります。今回の増床計画の第1の目的は地域に不足している短期入所(ショートステイ)及び訪問リハビリの介護サービスの充実を考えての事です。次の目的として、又施設利用者様の負担の軽減と職員には、より一層質の高い仕事をしてもらう為にも、福利厚生面を含めた職員の処遇改善に取り組んで行く為に、今回の増床計画を位置付しています。
今年は龍年でもあり、医療法人社団 国立あおやぎ会が昇龍となって、地域に貢献していけるよう健全な法人経営を維持向上させ、全職員が笑顔で心のこもった接遇が出来るよう努める所存です。
今年が医療法人社団 国立あおやぎ会にとって飛躍の年となるよう努力し、施設利用様及び家族の皆様及び家族の皆様又関係者皆様の御多幸を祈念し新年の御挨拶とします。
平成24年元旦
医療法人社団 国立あおやぎ会
常務理事 中川 進